看護師になる為には、国家試験を受験してそれに合格しなければ資格を取得することができません。
看護師という職種は人の命を預かる非常に厳しく過酷な職種であります。その為、このような国家試験を設けて、それなりに知識・技能を携えた人に資格を与えるということなのです。
この国家試験とはどのようなものなのでしょうか。
この試験は毎年2月に実施される年一回の試験です。試験地は全国の主要都道府県にて実施されます。受験資格は指定された大学や専門学校、看護師養成所等にて規定された年数で必要な学科を修めていなければいけません。つまり、だれでもかれでも独学で勉強して受験できるような試験ではなく、上述したように非常に責任の重い職種である為このようになっています。
1日で行われる筆記試験で、試験科目は10項目にわたります。問題数は240問となっており、300点満点です。試験の合格基準は必修問題については80%以上、一般と状況設定問題についてはその年その年の相対評価となっております。
受験者数は年々増加傾向にあり、5万人を超えております。そして肝心の合格者ですが、合格率はほぼ一貫して90%前後を推移しており、大体4万5千強の方が合格しています。
受験者のなかで特徴的なところは、かつて女性の職種であったこの看護師も男性の受験者が増加しており、男性への門戸も大きく開かれるようになったことです。
たしかに男性向きである業務内容もあり、今後更に男性陣の受験者が増えていくこと間違いありません。現に、すでに活躍している男性看護師もいます。
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